wajiの代表作【glart】グラートシリーズ
ワックスをたっぷりと塗り込んだ革、モストロレザーとオリジナルで開発をした
リアルガラスを使いアンティークドアのデザインを落とし込んだ
現時点での最高傑作です。
商品自体の説明もしたいのですが、今回はこの商品のもっとも印象的な部分で
最もこだわったwajiオリジナルのガラスパーツで表現した、ステンドグラスのお話です。
アンティークドアデザイン調スマホケースのステンドグラスについて
ヨーロッパの大聖堂などのステンドグラスがもっとも有名なのではないでしょうか。
ステンドグラスは西暦400年ころにはヨーロッパで作られていたと言われています。
およそ1500年以上の歴史…
すごいです
そのルーツはキリスト教の芸術品
イタリア、ミラノのドゥオモは世界遺産に認定されていますが、
そのステンドグラスは壮大なものです。
一枚一枚に聖書の内容がデザインされていて当時
文字の読めない人にも聖書の話を伝えられるようにとの意味合いもあったようです。
それほど人々の生活に馴染みのあるモノであることは分かりました。
そして、ここ日本では1800年代後半、明治時代の長崎県に西洋から贈られた物が
最初であると言われています。
わりと最近に感じてしまいますね。
日本で大規模なステンドグラスが見られる場所は
などがあり、どちらも素晴らしく見学可能です。
そんなステンドグラスですが、どのように作られているのかをかんたんにご説明します。
ステンドグラスのできるまで
デザインした絵をガラスパーツ一枚ずつになるよう型紙の作成
ガラス板に型紙を合わせて専用の工具でカット
ケイムというH字の鉛線をカットしたガラスパーツに合わせて組む
ケイムが繋がる部分をハンダ付け
ケイムにはめたガラスがガタガタするのでパテ(粘土のようなもの)で埋めて固定
仕上げに薬品で磨いて完成!
ざっと工程を言いましたが作業時間はかなりかかるそうです。
やはり奥深く、情緒溢れていますね。
ステンドグラスの魅力に引き込まれてきたのではないでしょうか。
ステンドグラスモチーフのリアルガラスを使ったスマホケースやお財布
wajiのhavitoブランドがリリースしているglartシリーズは上記のとおり歴史があり、
時を超えて人々に愛されたステンドグラス。
その魅力に引き込まれたデザイナーが手がけています。
アンティークドアのデザインにはこだわりが詰まっています。
真鍮素材のギボシでドアノブを表現し、
ドア下部にはレザーの飾り枠を縫い付けました。
そしてこのglartシリーズの注目すべきポイントは
ステンドグラス風のリアルガラスとメタルパーツの部分です。
本来のステンドグラスと造りは異なりますが、このサイズ感で
忠実にその美しさを再現しています。
そして、スマホケースやお財布に通常は使われない素材、”ガラス”を取り入れました。
普段手にしたり、バッグに入れるアイテムにガラスが使用されていて
少し不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
このガラス素材は創業70年以上の硝子メーカー、Tomi Glassさんと
開発に約2年をかけた努力の結晶で、
イオン交換法という特殊な強化加工を施しています。
こんなものづくりメーカーの素材開発の努力や歴史あるステンドグラスへの想いが詰まったスマホケースやお財布を是非一度ご覧になってみてください。