ここが私たちの製造場所
ここは築100年を越える、歴史ある古民家
古き良き建築物の醸し出す空気や雰囲気が
創作意欲を掻き立ててくれます
夜になれば仕事を終えた職人たちが集まり
近況報告や技術の交換、
新しいものづくりへのチャレンジのことなど
お互いのアイデアを共有し、刺激し合える場へ
仲間の誕生日にはお祝いし
料理が得意のメンバーが作るお食事と
そしてちょっぴりのお酒と...
そうここが、私たちのアトリエです。
| 阿倍野区文の里に工房を構える
大阪の南側に位置するこの場所
今では阿倍野と言えば "あべのハルカス"と言う新しいシンボルがありますが
文の里というエリアは
まだまだ昭和の長屋や古民家が立ち並ぶ
とても歴史と趣のある街並みです
駅からすぐの文の里商店街には、
古くからある総菜屋さん、たこ焼き屋さん、
お肉屋さん(ここの揚げ物は絶品!気前のいいおっちゃん、います)
などなど
おしゃれなイタリアンも、
そして居留守文庫なるお店も...
そんな地で見つけた古民家に、私たちはアトリエを構えました
| 築100年を越える古民家
まずは職人の命ともいえる道具やミシンを置けるよう
全体をリノベーション
快適な環境にするため、キッチンやお風呂も新調
味のある中庭や天井の梁など、古き良き建築はそのままに
リノベーションも終わり
重たいミシンや機材の運び入れ
そして時は2016年
若き職人たちはこの文の里で、ものづくりをスタートさせました
歴史あるこの古民家に
わたしたちwajiの歴史も、刻み込まれ始めたのです
| ここで生まれた数々の作品たち
ここで寝泊まりし、昼夜問わずものづくりに打ち込んだ日々
古民家特有の急斜な階段から、滑り落ちることもありました
暑い夏、冷房もない中で汗をかいても縫い続けました
寒い冬、隙間風で凍えそうな時もデザインし続けました
失敗しても失敗しても、諦めずに挑戦し続けました
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あれから、5年...
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この地で試行錯誤を繰り返し、生まれた作品たちは数知れず
アンティークドアのglart
左右非対称のアシンメトリートート
シザーケース ハカマエプロン
...正直言って、苦労に苦労も重ねてます
でも、ここに訪れた人たちは一様にこう言います
「wajiって、なんだか楽しそう」
| アーティストが集まる交流の場に
今では交流の場として開放し
他ブランドの職人やデザイナーを始め
カメラマン、アーティスト等の方々が頻繁に立ち寄り
お互いの技術やアイデアを共有し合い、とても刺激のある場へと進化しました。
ものづくりに対して同じ志のあるメンバーが自然と集まり、共に仕事もするような関係にも発展したり
そして時には鞄の専門学校の見学コースにもなっており
新しい働き方を提案する場にもなっています
進化を続けている私たちの工房
でも、当時からずっと変わらないことがあります
それは
「ものづくりが好き」
そうここが、私たちのアトリエです。
これからもwajiは
和の環境でものづくりを続け
さまざまな輪を広げ続けます
~この地で歴史とミシンの音色を、刻みながら~